庭に、静かなる魂を。
石は、地球の記憶を宿す詩
石灯籠:闇に浮かぶ光の詩
庭の情景を紡ぐ、光の核
石灯籠は単なる照明器具ではありません。それは庭全体の焦点(フォーカルポイント)となり、日中にはその造形美で風景に趣を与え、夜には闇の中に静かで温かい光を宿し、庭に奥行きと物語を創造します。
Yendralovixemuroでは、伝統的な春日灯籠、雪見灯籠、織部灯籠といった代表的な様式から、お客様の庭のデザインコンセプトに合わせた現代的なオリジナル灯籠の制作まで幅広く手掛けています。それぞれの灯籠が持つ歴史的背景と意匠を深く理解し、庭の表情を最高に引き出す「光の詩」をご提案します。
景石:無言にして雄弁な存在
庭の骨格を支える、自然の造形
庭における景石は、単なる岩ではありません。それは地球の胎動が形となったものであり、それぞれの石が持つ個性と配置によって、庭全体の骨格を形成し、見る者に風景のリズムと安定感をもたらします。一つで悠然たる山を、三つで三尊仏に見立てるなど、景石には古来より深い意味が込められてきました。
Yendralovixemuroの職人は、古来より伝わる「石組(いしぐみ)」の技術を継承し、「石の声を聞く」と言われる境地で、石の向き、高さ、そして他の要素との相互関係性を緻密に計算します。枯山水の緊張感ある表現から、滝石組のダイナミックな造形まで、石ひとつで庭に息吹を吹き込みます。
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一期一会の石を求めて
私たちは、お客様の庭の「物語」にふさわしい「一石」を見つけるため、全国の採石場や古美術市場を巡ります。希少な国産銘石から、唯一無二の骨董品まで、その石が持つ歴史、形、肌合い、そして何よりも「品格」を深く見極め、庭の未来を共に創造します。
京都 鞍馬石
独特の赤みを帯びた硬質な花崗岩。古くから京の庭園を彩り、力強さと風格を醸し出します。
愛媛 伊予青石
深みのある青緑色が特徴の輝石安山岩。水に濡れるとその色彩は一層鮮やかに、庭に静寂と奥深さをもたらします。
京都 貴船石
自然な肌触りと独特の表情が魅力。茶室や露地など、侘び寂びの精神を表現する庭に重宝されます。
設置までの流れ
1. ヒアリングと選定
お客様の庭に対する想いや具体的なご要望を丁寧に伺い、庭のコンセプトに最も合う石灯籠や景石をご提案します。カタログだけでなく、実際に石をご覧いただく機会も設けます。
2. 現地調査と計画
設置場所の地形、地盤、周囲の環境を詳細に調査します。大型の石を搬入する際のクレーン車の経路、作業スペースなども考慮し、安全かつ効率的な設置計画を綿密に立案します。
3. 据付工事
熟練の職人が、事前に描かれた設計図と、石の声を聞きながら、ミリ単位の精度で石を据え付けていきます。重機だけでなく、時に人力も駆使し、石本来の美しさを最大限に引き出す施工を行います。
4. 完成と調整
石の据付完了後、周囲の植栽や水景とのバランスを見ながら最終的な調整を行います。遠景、中景、近景、それぞれの角度から庭全体を眺め、最高の「絵」が完成するよう細部にまでこだわります。
石灯籠一つ、景石一つからでもご相談を承ります。
あなたの庭のための、運命の一石を
庭の表情を豊かにする、画龍点睛の一手を共に探しましょう。Yendralovixemuroの石の専門家が、お客様の庭に秘められた可能性を最大限に引き出します。
石の専門家に相談する